土に埋める気持ちでブログを書く
以前はブログに日記を書いていた。twitterやfacebookをやるようになると日記や告知はそこに書くようになりブログは使わなくなった。例えば、SNSに「展示が始まりましたー!内容は…」って書くと、一瞬でフォロワーしている数百人くらい(あるいはそれ以上)に伝わる。数時間や数日の間に。認知はされる。ただ、その記事は並ぶ大量の情報の中にすぐに流れていってしまう。
最近は、展示のことや作品のことを、この自分のホームページのエッセイの所に書くようになった。このすぐに伝わらない感じが妙に脳を刺激する。ノートにつける日記のように、「自分の脳の整理のため」という利用価値が高い(もちろん誰かにみられるかもという緊張感もあり)。さらに、いつか誰かが調べたりしてここにたどり着いて読むかもしれないとも思う。ブログ以下の感覚。
このスピード感覚は、土に埋めておくような気持ちに近い。