画伯
撮影に行ったフナハシさんちの子供が絵を描いていた。3兄弟みんな画伯です。
末っ子はまず、紙に、赤で太陽、黒で地面を描いた。
地面の上には、大中小の宇宙人のような、3兄弟。
そのあと、画面の上のほうから、ぐるぐると黒色で雲を描き始めた。
お兄ちゃんが「雲が真っ黒じゃなぁー!?」というと、
「雨の雲じゃけー」と言って、上から下へどんどん黒く画面を塗りつぶしてく。
そして、遂に太陽まで黒く塗りつぶされ、
雨が降り始め、雷が描かれ、
ほぼ真っ暗な土砂降りの絵になった。
画伯曰く
「朝は晴れとったのに、今雨ふっとっるしな、今日の絵」
晴れの時から、後ろで見ていたので、絵が朝から夕方までの時間が入り込んでいるのを体験できて、静かに感動しました。
言い値、紙で作った10円でその絵を買いました。
2009-07-06 00:50