14歳と世界と境
毎週水曜日、中日新聞夕刊にて連載中!
『14歳と世界と境』は、愛知県内の中学生に特別授業を行い「身の回りの境界」について考えてもらい、
実際に授業内で中学生が書いた文章で、中日新聞にて小さな連載(全20回)を作ります。
少し説明。
中学生の頃、学校区を分けている川の向こう側が異国のように遠く感じた。
年齢を重ねていくと世界は拡大していく。その川もすぐに境界線ではなくなった。
目の前の世界には大小さまざまな境界線が消えていは生まれている。
かつて”尾張”と”三河”を分けていた「境川」、その両岸の中学校にて授業を実施。(そのことは授業では触れません)
新聞連載の記事には、毎回両岸の2人の中学生の言葉を選んで掲載します。(間に引かれた点線は川をイメージ)
川や海や壁や道や服装や…色々なものが、国やコミュニティや人々の気持ちや…色々なものを隔てています。
大人と子供の狭間のような14歳の世界観を通して、
もう一度自分たちの世界とそれを”隔てるもの”を見つめてみたいと思っています。