『bridge』
デザイナーで『旅ラボ』メンバーでのある丸山晶崇さんと一緒に展覧会を作ります。
2011年に制作したシリーズ『bridge』を350ページの手製本の本にして展示を開催。
限定10冊。値段未定。
お楽しみに。
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下道基行
bridge
circle gallery & books
2015.5.1.fri - 5.18.mon
OPEN 12:00 - 19:00 CLOSE tue/wed/thu
〒186-0011 東京都国立市谷保5119 やぼろじ内
TEL / FAX 042-505-8019
http://www.circle-d.me/gallery/
2011年3月15日
ある旅先で、道端の用水路に置かれた“切れ端の板”が、道と生活とを繋ぐ小さな“橋”である事に気がついた。そう言えば、そこらじゅう“橋”だらけだった。これらを“橋”と呼べるのか?建造物? 道具? インフラ? …
ただ、隔たりを越えるために架けられたモノたちで、たぶん生活/風景の必要最小単位の名も無い物体であり行為のひとつではないかと思う。([bridge]は動詞で“架ける“も意味する。)
風景はとても速いスピードで変化し続けている。身の回りにモノは溢れてる。建造物は巨大化する。情報や物流はスピードを加速させる。それらを拒否する事はほぼできない。使い込まれた道具を愛おしく見つめるように、この世界を眺めることはできるのだろうか?
写真家はあまりモノを産み出さない。この世界を正面から受け止め、愛おしく切なく時に痛い視点/まなざしを産み出すのではないか。「これは○○である」とパッケージ化/カテゴリー化/モニュメント化されていない、物体や関係性を視覚化するための小さなスイッチをそっとオンにする。見えない風景だから。
下道基行
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2011年に発表されたシリーズ「bridge」。今回は、その後にも撮られた写真をさらに繋げ、アートブックとして制作販売いたします。お楽しみに。 [デザイン:丸山晶崇(circle-d)]
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SHITAMICHI Motoyuki
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1978年岡山生まれ。2001年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。日本国内の戦争の遺構の現状を調査する「戦争のかたち」、祖父の遺した絵画と記憶を追う「日曜画家」、日本の国境の外側に残された日本の植民/侵略の遺構をさがす「torii」など、展覧会や書籍で発表を続けている。フィールドワークをベースに、生活のなかに埋没して忘却されかけている物語や日常的な物事を、写真やイベント、インタビューなどの手法によって編集することで視覚化する。
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現在、東京都現代美術館にて、 「他人の時間|TIME OF OTHER」に参加中(2015年4月11日[土] — 6月28日[日]まで)。
また、森美術館にて、『MAMコレクション001:ふたつのアジア地図― 小沢剛+下道基行』が開催中(2015年4月25日[土]-7月5日[日]まで)。
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http://m-shitamichi.com
【関連イベント】 クロストーク
下道基行(写真家/美術家)× 丸山晶崇(デザイナー/circle代表)
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日時:5月16日[土]17時00分~18時30分
参加費:1,000円
定員:20名(予約優先)
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ご予約はメールにて承ります。件名に「『bridge』トークショー参加希望」、本文にお名前・電話番号・人数をご記入の上、shop@circle-d.meまでお送りください。折り返しメールをお送りします。(迷惑メールの設定にご注意ください)